ぽっちゃりさん向け! 結婚式お呼ばれドレスの選び方&大きいサイズの着こなしポイントを解説|hare:kari

ぽっちゃりさん向け!お呼ばれドレスの選び方&着こなしポイントを解説

おめでたい結婚式! ゲストとしてお呼ばれしたら、当日はぜひ華やかな着こなしで、新郎新婦のお祝いを盛り上げたいですね。でも体型にまつわるお悩みがある人は、どんなドレスが似合うのか、どうやってドレスを着こなせばいいのか、ドレス選びに迷うこともあるでしょう。
この記事では、そんな体型にまつわるお悩みがある方に向けて、体型カバーしてすっきり見えるドレスの選び方、気になるパーツを上手にカバーするポイントなどを詳しく解説。後半ではレンタルドレスサービス『hare:kari』から、大きいサイズに対応した、ぽっちゃりさんが似合うパーティードレスを年代別でご紹介します。ぜひ、あなたにぴったりのドレスを見つけてください。

バイヤー
谷本つくし
経歴
青山商事株式会社
レディス商品企画担当
(2016〜)
保有資格
一般社団法人日本フォーマル協会フォーマルスペシャリストゴールドライセンス

ぽっちゃり体型が気になる女性向け! 結婚式の服装選びのポイント

①大きすぎるサイズはNG

いくら素敵なドレスでも、着太りするデザインは避けたいですよね。まずはサイズの合わせ方から確認しましょう。
ふだん、体型を隠したいあまり、大きなサイズを選びがちではありませんか? オーバーサイズのドレスは体のラインがあいまいになり、意図せず太って見えてしまうことがあります。
着やせを狙うなら、大きすぎるドレスを選ぶのは避けジャストサイズを選ぶのがおすすめ。そのうえで、次にご紹介する色づかいやディテールの細見えポイントを押さえれば、上手に体型カバーできるはずです。

②着やせする色づかいを意識して

膨張色/収縮色といった言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。寒色系の色は収縮色に分類され、実際より小さく見せる効果があります。具体的にはネイビー、青、深緑などの色です。反対に、暖色系の色は膨張色といって実際より大きく見えることがあるカラーで、具体的には赤やオレンジなどの色合いです。この視覚的な効果を意識して、スリムに見せたい場合は収縮色=寒色系の色のドレスを選ぶのがおすすめ。
さらにダークカラーの引き締め効果も利用してみましょう。一般的に、薄く明るい色は膨張して見えやすく、暗く濃い色は締まって見えやすい特徴があります。
寒色系やダークカラーを選ぶと全体的に引き締まって見え、着痩せ効果が期待できます。

③シルエットにこだわる

ドレス選びの際にはシルエットにもこだわりましょう。
体型が気になるからといってボディラインを全て隠すと、重たいイメージになることがあります。たとえば、胸元から生地がまっすぐ落ちるようなウエストのないデザインは、どうしてもドレス面積が大きく見えてしまいがち。くびれや絞りといったメリハリのあるシルエットや、複数の素材で変化をもたせたデザインを選ぶのがおすすめです。
特にポイントになるのが“3つの首”をしっかり見せるデザイン。体型というものは人それぞれで異なりますが、一般的に首・手首・足首は、誰でも体の中で比較的細い部分だといわれています。これら“3つの首”を見せるデザインを選べば、視線がそこに集まり、全体が細く見える効果が期待できるのです。
たとえば、腕の太さが気になるなら、長袖ではなく手首が見える五分袖や七分袖を、脚の太さが気になるなら足首が見える丈のパンツやスカートを選んでみましょう。

気になる部位別、細見えテクニックをご紹介

ウエストが気になるなら“くびれ”を意識して細見え!

ウエストまわりが気になるからといって、お腹まわりがダボッとしたドレスを選ぶことはおすすめしません。
ぽっちゃり体型をカバーするには、シルエットにメリハリをつくることが大切。特に視覚的にウエストの位置を示すことは大いに有効で、メリハリのあるボディラインを演出することができます。お腹まわりで絞りのあるデザインやウエスト切り替えがあるドレス、上下が別になったセットアップなど、ウエストにアクセントがあるドレスを選んでみましょう。
たとえばハイウエストのドレスなら、腰の位置が高く見えることで自然に脚長効果が狙えますし、ウエスト切り替えからスカートがふわりと広がるデザインならぽっこりお腹をカバーできます。

二の腕をスラッと見せるには“透け感”を味方に

腕の太さが気になる人は、ついつい二の腕を隠しがち。ですが半袖や五分袖を選んでも、肌にぴたっとフィットするようなデザインでは、かえって二の腕のラインや肉感を強調してしまうことがあります。
二の腕を華奢見えさせるには、腕まわりにふんわりと余裕のあるスリーブデザインがおすすめ。特にオーガンジーやシフォンなど中がうっすら透けるシアー素材なら、二の腕ラインがわかりづらく、見た目の華やかさもキープできます。

存在感のある脚は“縦ライン”でカバー

脚の太さが気になる人には、スラッとした縦ラインをつくるロング丈やミモレ丈のスカートがいち押し。特に、脚のラインを拾わない、ふんわり柔らかなシルエットがおすすめです。
ウエストから下に向かって広がるデザインなら、脚をカバーしつつ、ボディラインのメリハリを強調してエレガントな印象になりますよ。パンツを選ぶ場合は、センタープレスの入ったものを選ぶと縦ラインが強調できてグッド。
タイトスカートやタイトパンツは太ももやふくらはぎの存在感が大きくなってしまうため、避ける方が無難です。

大きな胸をカモフラージュするには“胸元のあしらい”に注目して

バストラインが気になるぽっちゃり体型さんは、胸元がレイヤードになっているデザインがおすすめ。ふんわりとした立体感が膨らみをカモフラージュしてくれます。
また、首まわりが詰まっていて胸元を隠すようなデザインは、バストをより大きく見せてしまうことがあります。デコルテがすっきりしたものや、ほどよい透け感のあるレース素材などをあしらったものを使えば、胸まわりのボリューム感をふんわりカバーできます。

年代別! ぽっちゃり体型が気になる女性向けおすすめドレスご紹介

[20代・30代]ご友人の結婚式のゲストとして

◆20代・30代女性 ドレス選びのポイント
新郎新婦を尊重しつつ、若々しさや華やかさを活かした着こなしが喜ばれます。引き締め効果を狙ったダークカラーを選ぶ場合でも、重たい印象にならないよう、レースのあしらいなどで華やかさをキープしましょう。

  • ロールネックフレアドレス

    クラシカルなロールネックに清楚なレースを組み合わせた、ネイビーカラーのドレスです。
    ポイントはウエストに施されたタック。腰位置からスカートがふわりと広がるデザインで、立っているときも座っているときも気になる下腹部をカバーしてくれます。シアーなレースの袖も、袖口をあえて絞っていないから着心地らくちん。

    ロールネックフレアドレスの着用画像

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  • Aラインレースワンピースドレス

    繊細なレース生地×きれいめツイル生地の組み合わせが上品なたたずまいのドレスです。
    全体のシルエットはシンプルながら、まるで重ね着をしているようなレイヤード風デザインがポイント。動きに合わせて中のレースがみえることで着こなしに奥行きが生まれ、のっぺりしがちな印象を回避してスタイル良く見せます。

    Aラインレースワンピースドレスの着用画像

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[40代]職場の同僚さんの結婚式ゲストとして

◆40代女性 ドレス選びのポイント
友人のゲストとしての出席だけでなく、会社の同僚や後輩からもお呼ばれすることが増える40代は、結婚式の雰囲気に加え、ご自身の立場をより意識した服装選びが大切になってきます。高品質な素材や洗練されたデザインなど、大人の魅力を引き立てるドレスを選ぶことがポイントです。

  • カジュアルテイストなセットアップパンツスーツ

    落ち着きと上品さを兼ね合わせた、気負わないスタイルが魅力のセットアップです。
    ブラウスは、気になるウエストラインをカバーしてくれるロングテールタイプ。袖口は2枚重ねのフリル仕様で、フレアーな形との対比で腕や手首が細く見える効果を狙えます。さらに、パンツはセンタープレス入りのワイドタイプでスラッと脚長見え。ウエストゴム仕様だから長時間の式典でもラクに着用できます。

    カジュアルテイストなセットアップパンツスーツの着用画像

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  • ラウンドネックのプリーツドレス

    ウエストマークでシルエットに自然なメリハリを演出。光沢を抑えたサテン素材が上品な、ミモレ丈のドレスです。
    ウエストは体型に合わせてフィットするゴム仕様。長時間の着用でも苦しくなく、ハイウエスト切り替えなのでスラッと脚長効果も狙えます。スカート部分のプリーツはトリプルサイド加工という凝った仕様で、シンプルながらも美しい印象に。

    ラウンドネックのプリーツドレスの着用画像

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[50代]ご家族・ご親戚の結婚式ゲストとして

◆50代女性 ドレス選びのポイント
お子さんや甥・姪の結婚式に親族として列席したり、会社関係で上司として出席したりなど、責任ある立場としてのお呼ばれが増える50代。女性らしいエレガントさを感じさせる着こなしで、立場や結婚式の雰囲気にマッチしたフォーマルな印象を演出しましょう。

  • 軽やかなレースボレロのアンサンブル

    ハイウエスト切り換えのフレアーシルエットが全身をスマートに見せるロング丈ドレス。
    レースボレロを1枚羽織ることで、よりフォーマル度の高いスタイリングが完成します。袖口を少し広くしたフレアー袖が腕を細く見せ、手元の所作も優美な印象に。ボレロを脱いで1枚になっても、二の腕を隠す丈の袖があるので安心です。

    軽やかなレースボレロのアンサンブルの着用画像

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  • ラッフル衿ボレロ ロングフレアーソシアルアンサンブル

    足首まであるマキシ丈ドレスと、ウエスト丈のボレロジャケットのアンサンブルです。
    ボレロのボリュームあるラッフルが顔まわりを華やかに見せ、後ろ姿まで美しく。やや短め丈に仕立てていることでウエストを細く見せ、脚長効果も演出します。ドレスのサテン地のほどよいハリ、そしてフレアーシルエットとの相乗効果で、全体から品格を感じさせるスタイルです。

    ラッフル衿ボレロ ロングフレアーソシアルアンサンブルの着用画像

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【Q&A】結婚式のドレス選びのよくある疑問

身長低めのぽっちゃりさんがドレスを上手に着こなすコツは?

小柄なぽっちゃりさんのドレス選びは、特に「高めの視線ポイント」がキーワード。たとえば、短めトップスや胸元に華やかなあしらいがあるものなど、高い位置に視線を集めるアイテムを取り入れれば、全体のイメージがすっきりするのでおすすめです。
また、「縦ライン」を意識するのも有効です。ハイウエスト切り替えでウエストから裾まで縦ラインを描くスカートを選ぶと、シルエットがスラッときれいに見えます。

親族として出席する場合の服装選びマナーは?

結婚式での親族は、新郎新婦と同じくゲストを迎える側の立場。華やかさだけでなく、きちんとした印象を与える服装を選ぶことが大切です。

加えて、結婚式では両家が集まったり並んで立ったりする機会も多いので、両家で服装の「格」を合わせること大切とされています。新郎新婦に意向を確認してからドレスを選べば、一人だけ浮いてしまうというような失敗を防げますよ。

[最低限の心得]結婚式の服装選び、基本のマナーが分からない!?

初めて結婚式にお呼ばれした場合、嬉しい反面、服装選びに頭を悩ませることでしょう。まず、服装選びで何より大切なのが「お祝いの気持ちを表現すること」。ゲストは新郎新婦の門出をお祝いするために招かれているのですから、華やかな装いで「おめでとう」の気持ちを伝えることが大前提になります。
そのうえで気を付けたいのが、次のポイントです。

  • ・花嫁のウエディングドレスと重なる白、白系のドレスはNG

  • ・黒い服装を選ぶ場合は、ブラックフォーマルと差別化して華やかな着こなしを

  • ・肌の露出は控えめに。ノースリーブなら肘まで隠れる羽織りものを合わせて

  • ・足元は「つま先が隠れるパンプス」と「肌色のストッキング」が基本

  • ・式場に持ち込むバッグは小さめサイズで

これらを押さえて、華やかなコーディネートを楽しんでくださいね。
お呼ばれドレスの選び方については、こちらの記事↓で詳しく解説していますので、ぜひご参考に。
結婚式・披露宴の服装マナー【女性編】お呼ばれドレスの選び方を徹底解説

まとめ:すっきり見せつつも華やかなファッションを

ぽっちゃり体型だと、ついつい体型カバー=隠す方向に考えてしまいがちですが、必ずしも全てを隠すことが正解ではありません。
大きめサイズのドレスでも、すっきり見せるデザインは豊富にあります。見せる部分と隠す部分を上手に使い分けて、スラッと自身のスタイルを叶えましょう。
また、お呼ばれドレスの着こなしでは、ヘアスタイルや合わせる小物でも雰囲気がガラリと変わります。結婚式会場の雰囲気やご自身のタイプに合わせて、素敵な着こなしを叶えてくださいね♪

レンタル期間
4泊5日

レンタル料金
5,500円 (税込)

往復送料
無料

クリーニング
不要

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